「世界のブックデザイン2009-10」展で見つけた1冊の絵本

印刷博物館P&Pギャラリーにて開催されている「世界のブックデザイン2009-10」展に足を運びました。

同展は、毎年3月にドイツのライプツィヒで開催されている「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書とともに、同コンクール上位入賞の常連である日本、ドイツ、オランダ、スイス、フランス、中国、オーストラリアを加えた計7カ国の優れたデザインの書籍約240冊を紹介する。

展示では、現在の世界最高峰のブックデザインや造本技術を、実際に手に取って楽しむことが可能。

会場をぐるぐる巡っていて、シンプルな表紙の本を何気なく手に取りました。フランスの絵本でタイトルは”Petit Arbre”、英訳すると”Little Tree”。作者は駒形克己さんという日本人の方でした。存じ上げなかったのですが造本作家・デザイナーとして世界的に活躍されているそう。

本の内容は樹木の一生を描くポップアップ絵本となっており、ページをめくるたびに樹の成長が季節の変化とともに鮮やかに描かれていきます。

しだいに季節は移りゆき年老いていくにつれて物悲しくなりますが、最後のページには再び小さな種が芽吹いていて希望を感じさせてくれます。何よりそこに添えられた文章がすばらしかったです。

紙の本のよさを存分に実感できる展示会で、ほかにもデザインやアイデアに秀でた作品が多数展示されていてかなり楽しめますよ。会期は2011年1月23日(日)まで、入場無料なのでぜひ!

リンク:絵本が開くエコロジーの可能性 ~ボローニャ国際児童図書展から

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