本の未来は僕らの手の中に!

トーキョーニッチvol.8「本と出会う、人と出会う、をプロデュース」のトークイベントに行ってきました。今回のゲストはブックコーディネーターの内沼晋太郎さん。

活動を知るきっかけになったのは、著書『本の未来を作る仕事/仕事の未来を作る本』を読んでから、その独自の仕事論と活動内容にすっかり魅了されてしまいました。

それ以来、コーヒーに文庫本がついてくる<文庫本セット>や、中身の見えない文庫本コーナー<覆面文庫本>、引用された一節をたよりに中身の知らない文庫本を送る(贈る)という<文庫本葉書>などの作品を体験することで、本そのものの可能性やおもしろさを発見させてもらっています。

さて、トークイベントの前半は内沼さんのこれまでとこれからの活動内容を紹介しながら進んでいきました。最近の活動として、みんなで同じ場所で、同じ本を読みながら、同じ音楽を聴くという新しいスタイルのイベント<hon-ne>や、近日公開予定のiPhone/iPad用読書共有アプリ<ReadShare>など、リアルタイム性に注目したものが多いのが印象的でした。

内沼さんはこれを称して「○○と本のあいだをつなぐ」という表現をされていましたが、まさに今回のテーマである”場づくり、しくみ作り”のあたらしい提案なのではないでしょうか。こちらも体験してみたい!

後半は参加者の事前アンケートに内沼さんが即興で応えていくというもので、こちらも聴きごたえがありました。印象に残ったことばを抜き出してみると、

  • 紙の本の良さを語っても仕方がない。紙ならではのおもしろいスタイルの本を創っていくべき。(いつまでも固定電話の頃の懐かしさを語ったところで、携帯電話を手放す人などいない!)
  • 1冊の本の良さではなく、本そのものの良さを伝えていきたい。だから、自分が本を選んでも最終的に読む本は相手に委ねたい(その思いから内沼さんの好きな本は教えられないとのことでした)
  • 「活字離れ」はいかにも読者のせいにきこえるが、作り手・売り手の努力も足りないのでは?(これ書いちゃっていいのかわかりませんがw、おおいに納得。ただし、出版業界が抱える構造的な問題もあることを補足)

今回のブログタイトルは、11月10日発売の『LIBERTINES vol.4』の特集名です。内沼さんが企画と全インタビューを担当されており、読者目線にたって本の未来の可能性を提示した内容になっているそうです。これは必読!

話を聴き終えて、未来の「本」はもはや本でもホンでもbookでもなく予想もつかないモノになっているかもしれないなあと漠然と思うと同時に、どんな未来が待ち受けているのかとワクテカな気分になりました。本の未来は僕らの手の中に!

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